高校生の子どもが「学校辞めたい」と突然言ってきたら
子どもが突然「学校をやめたい」と言ってきたら、あなたはどのように対応しますか?高校は義務教育とは違い、辞めるという選択肢があります。入学したばかりは学校を辞めるなんて子ども自身が想像できなかったかもしれませんが、上級生が辞めて、今こんな暮らしをしていると聞くと現状高校に満足していないと「自分も辞めてもいいのかな」と考えるようになります。
子どもに高校を辞めさせない方法はあるのか。

1.話を聞き、子どもの高校を辞めたい理由が正当なものなのかを確認する
高校生にもなると、子どもが高校をやめたい理由をきちんと説明してきます。大半の理由は「高校に行く意味がわからなくなった」などというものです。本心は別のところにあるのだと思いますが、まずは子どもの意見をよく聞きましょう。
2.他の選択肢を提示してみる
通信制高校や、私立学校への転校など、他の場所で学ぶことについてどう思うか子どもの意見を聞きましょう。子どものやめたい理由が人間関係によるものだとしたら他の場所でなら学びたいと思うかもしれません。もし本当にそうなったら親は金銭的に大変かもしれませんが、別の高校に入りなおすという選択肢も提示してみて、子どもの反応をみましょう。
3.そもそもそんな話を聞き入れない
子どもが辞めたいと悩んでいるのにこんなこと言うなんてと思うかもしれませんが、ほとんどの高校生はこれで通えます。「高校を辞める」という選択肢をとることは金銭面的にも精神的にも親に申し訳ないと思っているからです。通わないという選択肢をそもそも提示しません。ただ、子どもが人間関係で悩むなどのうつ状態にないかだけ真剣にチェックしましょう。
まとめ
子どもが突然学校をやめたいと言ってきたらどの親も驚きますよね。ですが、どんなに無愛想に見える高校生でも「学校を辞めたい」と親に言うことは、相当な決意が要ります。親はその気持ちを受けとめ、一緒に今後のことを考えて適切に対処してあげることによって、子どもは自分で前向きに学校に通いだすかもしれません。親は大きく構えて見守ってあげましょう。